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スプラトゥーン3の危険性は?小学生のトラブルと親ができる設定

「スプラトゥーン3って、子どもに遊ばせても危なくないの?」

オンラインで知らない人と対戦するゲームと聞くと、どんなトラブルがあるのか心配になる保護者の方は多いと思います。

結論からお伝えすると、スプラトゥーン3はゲームの中で知らない人と自由に話せる仕組みがほとんどなく、オンラインゲームの中では危険が小さい部類です。注意したいのは、ゲームの中身よりも時間と気持ちの問題、そしてゲームの外で人とつながる部分です。

この記事では、スプラトゥーン3で小学生に起きやすい4つのトラブルと、任天堂の公式機能を使って保護者ができる設定(2026年10月時点)を、ゲームのオンラインスクールを運営する立場から解説します。

スプラトゥーン3の危険が小さいと考えられる理由

スプラトゥーン3は、ほかのオンラインゲームと比べて、知らない人とつながる入口がかなり絞られています。

確認したいことスプラトゥーン3の場合
年齢区分CERO A(全年齢対象)。相手を倒してもインクがはじけるだけで、流血などの表現はない
試合中のやりとり「ナイス」「カモン」のような決まった合図が中心で、文字で自由に話す機能はない
ボイスチャット任天堂のスマートフォン向けアプリを使い、チーム対戦中は同じチームのメンバーとだけ話せる。13歳未満のアカウントでは利用できない
課金対戦に必要なブキや服はゲーム内で手に入る。有料の追加コンテンツは対戦で有利になる内容ではない

ボイスチャットの仕組みは、任天堂の公式サポートで「同じチームのメンバーとだけボイスチャットができます」「13歳未満のニンテンドーアカウントでは利用できません」と案内されています。小学生のアカウントであれば、ゲームの公式の仕組みで知らない人と声で話す場面は基本的にありません。

ただし「危険が小さい」と「何も起きない」は違います。次に挙げるトラブルは、スプラトゥーン3でも実際に起きうるものです。

小学生に起きやすい4つのトラブル

トラブル何が起きるか主な対策
やめどきがなく長時間になる1試合3分なので「あと1回」が続き、気づくと何時間も経っている試合数で区切るルール+みまもり設定の時間制限
負けてイライラするチーム戦なので負けを味方のせいにしたり、物に当たったりする負けたときの約束を先に決める
ゲームの外で知らない人とつながるSNSや別の通話アプリで「一緒に遊ぶ人」を探し、ゲームの外で連絡を取るゲームで知り合った人に他のアプリのIDを教えないルール
意図しない購入追加コンテンツや別のソフトを、保護者の知らないうちに購入するニンテンドーアカウントの購入制限

いちばん多いのは「やめどき」の問題

スプラトゥーン3の悩みで最も多いのは、危険な人との接触よりも時間です。1試合が3分と短く、終わった瞬間に次の試合が始められるので、子どもにとっては区切りがありません。

おすすめは、時間ではなく試合数で約束することです。「30分まで」だと試合の途中で時間が来て揉めますが、「5試合まで」なら試合の切れ目で終われます。

本当のリスクは「ゲームの外」にある

ゲームの中で自由に話す仕組みがほとんどないぶん、知らない人とつながるのはゲームの外です。「一緒に遊ぶ人を募集」といったSNSの投稿から、別の通話アプリやメッセージアプリでやりとりが始まるケースがあります。そこには任天堂の設定も保護者の目も届きません。

家庭で決めておきたいのは、「知らない人と話さない」より一歩具体的に、ゲームで知り合った人に、ほかのアプリのIDや学校名を教えないというルールです。

なお、スプラトゥーン3には手書きの投稿機能があり、ほかのプレイヤーが描いた投稿を目にすることがあります。気になる場合は、次の章の「ほかの人との自由なコミュニケーション」の制限を設定したうえで、お子さんの画面で表示がどう変わったかを一緒に確認してください。

親ができる設定(任天堂の公式機能)

任天堂には、保護者向けのスマートフォンアプリ「Nintendo みまもり Switch」と、ニンテンドーアカウントの「保護者による利用制限」があります。スプラトゥーン3で使えるのは次の設定です。

心配なこと使う機能できること
遊ぶ時間Nintendo みまもり Switch1日に遊べる時間を15分単位で設定できる(最長6時間)。カウントは深夜0時にリセットされ、本体を使う全員の合計で計算される
ほかの人とのやりとりNintendo みまもり Switch「ほかの人との自由なコミュニケーション」を制限できる。制限レベルを「小学生」にすると、CERO C以上のソフトやSNS投稿などもまとめて制限される
スマートフォンアプリのボイスチャットスマートフォン本体の使用制限機能13歳未満のアカウントでは使えない。みまもり設定では制限できないので、13歳以上で制限したいときはスマートフォン側で設定する
Nintendo Switch 2 のゲームチャットNintendo みまもり Switchお子さんの設定を済ませると、保護者が許可したフレンドとしかゲームチャットできない
お金ニンテンドーアカウントの「保護者による利用制限」購入制限をかけると、有料のダウンロードソフトを買うときに保護者のパスワードが必要になる

設定でよくある見落としが2つあります。

  1. 本体の「みまもり設定」だけでは購入は止まらない ニンテンドーeショップの購入制限は、ニンテンドーアカウント側(保護者のアカウントのファミリー設定)で別に設定する必要がある
  2. 暗証番号で一時解除できる 本体の制限は暗証番号を入れると一時的に解除でき、スリープすると元に戻る。暗証番号は子どもに知られないように管理する

画面の名前や手順は更新されることがあります。実際に設定するときは、任天堂の保護者向けページ(https://www.nintendo.com/jp/parents/)で最新の内容をご確認ください。

設定だけでは防ぎきれない部分をどうするか

ここまでの設定は、いわば入口を絞る作業です。大事ですが、これだけでは足りません。友達の家では別の本体で遊びますし、学年が上がれば自分で別のアプリを使うようになります。最後に効くのは、困ったことがあったときに子どもが親に話せる関係です。

ここについて、精神科医の尾林誉史氏のコメントが参考になります。

精神科医・尾林誉史氏のコメント
もちろん、利用時間や睡眠への影響には配慮が必要です。しかし、頭ごなしに制限したり注意するのではなく、子どもが何にワクワクしているのかを、一緒に理解しようとする姿勢も大切です。

設定で環境を整えることと、頭ごなしに禁止することは違います。禁止されている子は、ゲームの外で知らない人から連絡が来ても、怒られるのが怖くて親に言えません。スプラトゥーン3で起きるトラブルの多くは、子どもが相談してくれれば早い段階で止められるものです。

ゲムトレ代表の小幡和輝は、約10年の不登校を経験し、当時は毎日10時間以上、合計3万時間以上ゲームをしていました。その時期、ゲームは友達とのコミュニケーションツールであり、大会に出て結果を残すことが自己肯定感につながっていきました。もしゲームごと禁止されていたら、居場所そのものを失っていたと振り返っています。

だからゲムトレは、ゲームを遠ざけるのではなく、正しい関わり方を身につける方向を選んでいます。

負けてイライラするときは

チーム戦のスプラトゥーン3では、負けたときの悔しさが味方や物に向かうことがあります。悔しがること自体は悪いことではありませんが、暴言や物に当たる行動が続く場合は、プレイの前に「負けたらどうするか」を話しておくことが効果的です。具体的な関わり方は「ゲームで暴言・イライラする子どもの心理と、親ができる対処法」で解説しています。

ゲムトレについて

ゲムトレはビデオ電話でトレーナーと会話しながら、最大3人までのグループでトレーニングするオンラインスクールです。対象年齢は4歳から高校生まで。フォートナイト・マインクラフト・ロブロックスの3コースをご用意しています。上記以外のタイトルにも対応していますので、お気軽にご相談ください。

トレーナーは採用率10%以下の選考を通過したプロです。上達だけでなく、挨拶をする、暴言を吐かない、仲間を思いやるといったコミュニケーションを大切にしています。チームで声をかけ合いながら遊ぶ経験は、大人が見守る場で練習するのがいちばんの近道だと考えています。

よくある質問

Q. スプラトゥーン3で知らない人とチャットすることはありますか?

ゲームの中に、文字で自由に話す機能はありません。ボイスチャットは任天堂のスマートフォン向けアプリを使い、チーム対戦中は同じチームのメンバーとだけ話せますが、13歳未満のアカウントでは利用できません。

Q. スプラトゥーン3の遊ぶ時間を制限できますか?

できます。スマートフォンアプリ「Nintendo みまもり Switch」で、1日に遊べる時間を15分単位で設定できます。あわせて「5試合まで」のように試合数で約束すると、試合の途中で揉めにくくなります。

Q. 子どもが勝手に課金しないようにできますか?

できます。ニンテンドーアカウントの「保護者による利用制限」で購入制限をかけると、有料のダウンロードソフトを買うときに保護者のパスワードが必要になります。本体のみまもり設定だけでは購入は制限されないので注意してください。

Q. スプラトゥーン3を禁止したほうが安全ですか?

スプラトゥーン3は、ゲームの中で知らない人と自由に話せる仕組みがほとんどない、危険が小さい部類のゲームです。禁止するより、時間とお金の設定をしたうえで、困ったことがあったら話せる関係をつくるほうが、長い目で見て安全につながると考えています。

まとめ

スプラトゥーン3は、ゲームの中で知らない人と自由に話す仕組みがほとんどなく、オンラインゲームの中では危険が小さい部類です。注意したいのは、やめどきと負けたときの気持ち、そしてゲームの外で人とつながる部分です。

まずは「Nintendo みまもり Switch」で時間を設定し、ニンテンドーアカウントで購入制限をかけるところから始めてみてください。そのうえで、試合数のルールと「ゲームで知り合った人にIDを教えない」約束を親子で決めておくと安心です。

※コメントは、ゲムトレが2026年に実施した小学生の人気ゲームタイトル調査に寄せられたものです。尾林誉史氏は精神科医・産業医・公認心理師で、VISION PARTNERメンタルクリニック四谷の院長を務めています。

ゲムトレの体験会は、マンツーマンでお子さんのレベルと性格に合わせて実施しています。オンラインでの関わり方に不安がある方も、お気軽にご相談ください。

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ゲムトレ編集部(監修:小幡和輝)

ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』公式編集部です。不登校の専門家として活動する代表の小幡和輝(数百回の講演活動やオンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに1500人以上の不登校生徒をサポート/株式会社明光みらい代表/内閣府地域活性化伝道師)監修のもと、全国大会出場経験者以上のプロのゲームトレーナーと共に情報を発信しています。 ゲームを通じて「脳を鍛える」「コミュニケーション能力を高める」独自の教育プログラムを提供し、不登校のお子さんの居場所作りや社会関与も支援しています。体験会は随時受付中です! 詳細はこちら→日本初、ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』 運用会社はこちら→株式会社ゲムトレ(東証グロース上場企業 株式会社カヤックのグループ会社です。)

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