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ロブロックスの危険性は?小学生のトラブルと親ができる4つの対策

「子どもがロブロックスをやりたいと言っているけれど、危険性はないの?」

小学生に人気のゲームだからこそ、保護者の方が最初に不安になるところだと思います。

結論からお伝えすると、ロブロックスの危険性はゲームの中身ではなく、知らない人とつながる部分に集中しています。 そして2026年に入って年齢確認とアカウントの仕組みが大きく変わり、保護者が対策できる範囲はかなり広がりました。

この記事では、小学生に起きやすいトラブル4つと、2026年8月時点で親ができる具体的な対策までを、ゲームのオンラインスクールを運営する立場から解説します。検索でもよく調べられている「顔の年齢確認そのものが危険なのでは?」という疑問にも触れます。

ロブロックスの危険性は「ゲームの中身」より「人とのつながり」にある

ロブロックスは1つのゲームではなく、世界中のユーザーが作ったゲームが集まっているプラットフォームです。この構造が、そのまま危険性の中身を決めています。

作品の数が膨大なので、すべてを事前に細かくチェックしきることは構造的に難しい。加えて多くの作品にチャット機能があり、知らないプレイヤーと同じ空間に入ります。つまりロブロックスで注意すべきなのは、暴力表現のような「ゲームの中身」よりも、誰と、どうつながるかの部分です。

逆にいえば、危険が集中している場所がはっきりしているぶん、対策も絞り込めます。「ロブロックスは危険だから禁止」と考える必要はありません。

小学生に起きやすい4つのトラブル

トラブル何が起きるか特に注意したい層
知らない人からの接触チャットやフレンド申請から個人情報を聞き出される、別のSNSやアプリに誘導される小学生全般
「無料ロバックス」詐欺無料でロバックスがもらえると称するサイトでIDとパスワードを入力し、アカウントを乗っ取られる小学校中学年以上
意図しない課金保護者のクレジットカード情報が残っていて、想定外の金額のロバックスを購入してしまう小学生全般
年齢に合わない作品ホラー表現や暴力表現の強い作品に入ってしまう小学校低学年

このうち、保護者の方が最も不安に感じられるのは上の2つでしょう。それぞれ補足します。

知らない人からの接触は「ゲームの外に連れ出される」のが本当のリスク

ロブロックス内でのやり取りには運営側の対策が働きます。危ないのは、そこから別のSNSやメッセージアプリへ誘導される流れです。プラットフォームの外に出てしまうと、Robloxのフィルタも保護者の設定も届きません。

そのため家庭で決めておきたいのは、「知らない人と話さない」よりも一歩具体的に、ゲームで知り合った人に他のアプリのIDを教えないというルールです。

「無料でロバックスがもらえる」は、ほぼすべて詐欺

ロバックスはロブロックス内で使う通貨で、正規の入手方法は公式サイトやアプリでの購入、ギフトカードの引き換えなどに限られます。無料配布や生成ツールをうたうサイトは、IDとパスワードを入力させてアカウントを盗む目的だと考えてよいでしょう。

子どもがこれに引っかかるのは、判断力が足りないからではなく、ロバックスがどうしても欲しい状況に置かれているからです。「怪しいサイトを見るな」と禁止するより、正しい入手方法を一度親子で確認しておくほうが効きます。

2026年に変わった「年齢確認」の仕組み

2026年1月15日、Roblox Corporationは全世界のユーザーを対象に、チャット利用時の顔年齢確認システムを導入すると発表しました。ゲームプラットフォームとしては世界初の取り組みとされています。

保護者が知っておきたいポイントは3つです。

  1. 年齢グループが6つに分かれる 9歳未満/9〜12歳/13〜15歳/16〜17歳/18〜20歳/21歳以上に分類される
  2. チャットできる相手が限られる 自分の年齢グループと、その上下のグループとだけチャットできる。たとえば13〜15歳のユーザーは9〜12歳や16〜17歳とはやり取りできるが、21歳以上とはできない
  3. 確認しなければチャットが使えない 年齢確認そのものは任意だが、チャットなど一部の機能は確認を完了していないと利用できない

日本では、13歳未満のユーザーがチャット機能を使う場合、法令に基づいて保護者の同意が必要とされています。「うちの子のチャットが急に使えなくなった」という場合、この仕組みが理由であることが多いです。

さらに2026年6月から、年齢に応じたアカウント種別が導入されました。

アカウント種別対象年齢遊べる作品・チャットの初期設定
Roblox Kids5〜8歳成熟度が Minimal・Mild の作品のみ。コミュニケーションは初期設定ですべてオフ
Roblox Select9〜15歳Moderate までの作品。チャットはこの年齢層の既存の初期設定を引き継ぐ
標準アカウント16歳以上年齢確認済みのユーザー向けの範囲

9歳になるとKidsからSelectへ、16歳になると標準アカウントへ自動的に移行します。あわせて15歳までは、保護者が特定の作品をブロックしたり、逆に初期設定では遊べない作品を個別に許可したりできるようになりました。

「顔の年齢確認そのものが危険では?」という不安について

顔を撮影して年齢を推定する仕組みと聞くと、そちらのほうが心配になる方もいらっしゃると思います。公式の説明では、撮影した画像や動画は提携先のPersonaが処理し、処理完了後は速やかに削除されるとされています。免許証やマイナンバーカードのような身分証を提出する仕組みではありません。

ただし顔の画像を扱う手続きであることは事実です。子ども一人にやらせず、保護者が一緒に画面を見ながら進めることをおすすめします。「なぜこの確認が必要なのか」を子どもに説明できる機会にもなります。

親ができる4つの対策

Robloxには保護者向けの設定が一通りそろっています。出発点は保護者用アカウントを子どものアカウントに紐づけることです。紐づけると、保護者の端末から子どもの設定をまとめて確認・変更できるようになります。

対策できること
アカウントの紐づけ保護者の端末から、子どものすべての保護者コントロールを表示・変更する
チャットの管理作品内のチャット、ダイレクトメッセージ、ボイスチャットをそれぞれ設定する
作品の制限コンテンツ成熟度の上限を決める、特定の作品を個別にブロックする
時間とお金の制限1日のスクリーンタイム上限、月ごとの支出上限を設定する。購入時の通知も受け取れる

このほか、子どものフレンド一覧を確認してブロック・報告する、ロバックスの受け渡しに保護者の承認を必要とする、といった設定もあります。項目は更新されていくので、最新の内容は公式のペアレンタルコントロール案内ページ(https://about.roblox.com/parental-controls)でご確認ください。

意図しない課金が心配な場合は、まず月ごとの支出上限を設定するのが手堅い方法です。カードを登録せず、ギフトカードだけで使う運用にするご家庭もあります。

設定だけでは防ぎきれない部分をどうするか

ここまでの対策は、いわば入口を絞る作業です。大事ですが、これだけでは足りません。子どもは学年が上がるにつれて自分で設定を変えられるようになり、友達の家では別の環境で遊びます。最後に効くのは、子ども自身が「これは怪しい」と気づける力です。

ここについて、精神科医の尾林誉史氏のコメントが参考になります。

精神科医・尾林誉史氏のコメント
もちろん、利用時間や睡眠への影響には配慮が必要です。しかし、頭ごなしに制限したり注意するのではなく、子どもが何にワクワクしているのかを、一緒に理解しようとする姿勢も大切です。

設定で入口を絞ることと、頭ごなしに禁止することは違います。前者は環境づくりですが、後者は子どもが「何かあったときに親に言えない」状態を作ってしまいます。ロブロックスで起きるトラブルの多くは、子どもが相談してくれれば止まるものです。だからこそ、何を面白がっているのかを一緒に見ておくことに意味があります。

ゲムトレ代表の小幡和輝は、約10年の不登校を経験しています。当時は毎日10時間以上、合計3万時間以上ゲームをしていました。その経験から言えるのは、ゲームは友達とのコミュニケーションツールになり、大会に出場して結果を残すことで自己肯定感が高まっていったということです。あの時期にゲームごと禁止されていたら、居場所そのものを失っていたと思います。

だからゲムトレは、ゲームを遠ざけるのではなく正しい関わり方を身につける方向を選んでいます。危ないから取り上げるのではなく、危ない場面を見分けられるようにする、という考え方です。

ロブロックスを安全に楽しむ練習ができる場所

ゲムトレはビデオ電話でトレーナーと会話しながら、最大3人までのグループでトレーニングするオンラインスクールです。対象年齢は4歳から高校生まで、ロブロックスコースをご用意しています。

トレーナーは採用率10%以下の選考を通過したプロで、全国大会・世界大会の経験者クラスです。指導ではゲームの上達だけでなく、挨拶をする、暴言を吐かない、仲間を思いやるといったコミュニケーションを重視しています。ロブロックスコースでは、世界中のプレイヤーと関わるという特性を活かして、オンラインでの安全な関わり方も一緒に学べます。

大人が横で見ていない場面でどう振る舞うかは、説明だけではなかなか身につきません。誰かと一緒に遊びながらその場で声をかけてもらう経験のほうが、近道だと考えています。

よくある質問

Q. ロブロックスの年齢確認をしないとどうなりますか?

年齢確認そのものは任意ですが、チャットなど一部の機能は確認を完了していないと利用できません。日本では13歳未満のお子さんがチャット機能を使う場合、法令に基づいて保護者の同意が必要です。

Q. 「無料でロバックスがもらえる」というサイトは安全ですか?

安全ではありません。ロバックスの正規の入手方法は公式サイトやアプリでの購入、ギフトカードの引き換えなどに限られます。無料配布や生成ツールをうたうサイトは、IDとパスワードを盗む目的だと考えてよいでしょう。

Q. 子どもが知らない人とチャットしないようにできますか?

できます。保護者用アカウントを子どものアカウントに紐づけると、作品内のチャット、ダイレクトメッセージ、ボイスチャットをそれぞれ設定できます。5〜8歳向けのRoblox Kidsアカウントでは、コミュニケーションが初期設定ですべてオフになっています。

Q. ロブロックスを完全に禁止したほうが安全ですか?

禁止は一時的には有効ですが、友達の家や学年が上がった後の環境までは管理できません。設定で入口を絞りながら、怪しい場面を子ども自身が見分けられるようにしていくほうが、長い目で見て安全につながると考えています。

まとめ

ロブロックスの危険性は、ゲームの中身よりも「誰とどうつながるか」に集中しています。裏を返せば、対策する場所もそこに絞れます。

2026年に入って顔年齢確認と年齢別アカウントが導入され、保護者が使える手段は以前よりはっきりしました。まずは保護者用アカウントを紐づけ、チャットの設定と月ごとの支出上限を確認するところから始めてみてください。そのうえで、設定では埋められない「自分で気づく力」を育てていく、という順番が現実的です。

※コメントは、ゲムトレが2026年に実施した小学生の人気ゲームタイトル調査に寄せられたものです。尾林誉史氏は精神科医・産業医・公認心理師で、VISION PARTNERメンタルクリニック四谷の院長を務めています。

ゲムトレの体験会は、マンツーマンでお子さんのレベルと性格に合わせて実施しています。オンラインでの関わり方に不安がある方も、お気軽にご相談ください。

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ゲムトレ編集部(監修:小幡和輝)

ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』公式編集部です。不登校の専門家として活動する代表の小幡和輝(数百回の講演活動やオンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに1500人以上の不登校生徒をサポート/株式会社明光みらい代表/内閣府地域活性化伝道師)監修のもと、全国大会出場経験者以上のプロのゲームトレーナーと共に情報を発信しています。 ゲームを通じて「脳を鍛える」「コミュニケーション能力を高める」独自の教育プログラムを提供し、不登校のお子さんの居場所作りや社会関与も支援しています。体験会は随時受付中です! 詳細はこちら→日本初、ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』 運用会社はこちら→株式会社ゲムトレ(東証グロース上場企業 株式会社カヤックのグループ会社です。)

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