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Apexの危険性は?子どもに起きやすいトラブルと親ができる対策

「子どもがApexをやっているけれど、危険なことはないの?」

知らない人と組んで撃ち合うゲームと聞くと、どんなトラブルがあるのか心配になる保護者の方は多いと思います。

結論からお伝えすると、Apex Legends(エーペックスレジェンズ)で注意したいのは、知らない人とのボイスチャット、ガチャ形式の課金、アカウントの代行や共有、ゲームの外でのつながりの4つです。ゲームの中身そのものより、人とお金とアカウントの扱いにリスクが集中しています。

この記事では、Apexで子どもに起きやすいトラブルと、EAやゲーム機の公式機能を使って保護者ができる対策(2026年10月時点)を、ゲームのオンラインスクールを運営する立場から解説します。

Apexはどんな仕組みのゲームか

Apex Legendsは、EA(エレクトロニック・アーツ)が配信している基本プレイ無料のオンライン対戦ゲームです。3人1組のチームで戦い、最後まで生き残ったチームが勝ちになります。年齢区分はCERO D(17歳以上対象)です。

危険性を考えるうえで押さえておきたい仕組みは、次のとおりです。

仕組み内容
チーム友達と組むこともできるが、1人で始めると知らない人と自動でチームになる
ボイスチャットチームの仲間と声で話せる。機種をまたいだパーティーでも使える
クロスプレイほかのゲーム機やPCのプレイヤーとも一緒に遊ぶ。初期設定で有効で、設定から無効にできる
課金Apexコインで見た目のアイテムや「Apexパック」(ガチャ形式)を買える。公式には、プレイを有利にするアイテムは販売していないとされている
アカウント遊ぶにはEAアカウントとインターネット接続が必要

子どもに起きやすい4つのトラブル

トラブル何が起きるか主な対策
ボイスチャットでの暴言知らないチームメイトから強い言葉を浴びる、逆に子ども自身が暴言を言うようになるミュートと通報の使い方を教える。ボイスチャットを切る
ガチャ課金が止まらない欲しい見た目のアイテムが出るまでApexパックを買い続けてしまう購入の限度額を設定する
代行・アカウント共有ランク上げを他人に頼む、友達とアカウントを貸し借りする規約違反でアカウントを失うことを先に伝える
ゲームの外でつながるゲームで知り合った人と別の通話アプリやSNSで連絡を取り合う他のアプリのIDを教えないルール

いちばん多いのはボイスチャットでの言葉の問題

Apexは1試合の緊張感が高く、負けた瞬間に強い言葉が出やすいゲームです。知らない人と組むと、ボイスチャットで責められたり、聞きたくない言葉を耳にしたりすることがあります。

EAの公式ヘルプでは、試合中のメニューから特定のプレイヤーの声をミュートしたり、「不適切なチャット」などのカテゴリを選んで通報したりする方法が案内されています。また、EAの行動規範(Positive Play Charter)は、暴言や過度に叫ぶことを禁止し、重大な違反には警告なしの永久停止もあると定めています。

嫌な言葉を言われたら、言い返さずにミュートして通報する。 これを最初に親子で確認しておくだけで、子どもが一人で抱え込む場面はかなり減ります。

もう一つ気をつけたいのは、子ども自身が暴言を覚えてしまうことです。負けたときにイライラが言葉に出てしまう場合の関わり方は、「ゲームで暴言・イライラする子どもの心理と、親ができる対処法」で詳しく解説しています。

ガチャ形式の課金は「強さ」ではなく「止まらなさ」が問題

EAの公式FAQでは、Apexパックからは「ゲームが優位になるアイテムは手に入りません」とされ、レジェンダリーのアイテムが1パックに1つ以上入る確率は7.4%と公開されています。

ゲムトレでは、課金の良し悪しを金額よりも「ゲーム内の強さに影響するかどうか」で考えています。お金で強くなれる課金は、練習して上達する経験を飛ばしてしまうからです。その意味で、Apexの課金は見た目だけで、対戦の公平性には影響しません。

ただし、欲しいものがいつ出るか分からないガチャ形式なので、「あと1回」が止まりにくいのは事実です。金額で区切る仕組みを先に用意しておくことをおすすめします。

代行とアカウント共有は、アカウントを失う原因になる

ランクを上げるために他人にプレイを頼む「代行」や、友達とのアカウントの貸し借りは、子どもが軽い気持ちでやってしまいがちな行為です。

EAの行動規範では、代行サービスの提供・利用・手助けのすべてが禁止されています。アカウントについても「家族であっても、EAアカウントを誰とも共有できない」と明記されています。違反すればアカウントが停止され、それまでに買ったアイテムも含めて使えなくなる可能性があります。代行業者にIDとパスワードを渡すこと自体が、乗っ取りの入口にもなります。

ゲームで知り合った人と、ゲームの外でつながる

Apexは知らない人と同じチームで協力するゲームなので、ボイスチャットで気が合った相手と「また一緒にやろう」と仲良くなることがあります。そこからフレンドになり、別の通話アプリやSNSで連絡を取り合うようになる流れは珍しくありません。

ゲームの中でのやりとりにはEAの通報や行動規範が働きますが、ゲームの外に出てしまうと、EAの仕組みも保護者の設定も届きません。相手が本当は何歳なのか、どんな目的なのかも確かめようがなくなります。

家庭で決めておきたいのは、「知らない人と話さない」より一歩具体的に、ゲームで知り合った人に、ほかのアプリのIDや学校名、住んでいる地域を教えないというルールです。あわせて、別のアプリに誘われたらまず親に話す、という約束もしておくと安心です。

親ができる対策(公式の機能)

心配なこと使う機能できること
知らない人の声ゲーム内の設定・メニュー特定のプレイヤーをミュートする、通報する、ボイスチャットを使わない設定にする
お金EA appのファミリー機能子どもが毎月使える金額を設定できる。未成年者用アカウントは、利用可能額の初期値がゼロ
遊ぶ時間EA appのファミリー機能毎日のプレイ時間の制限を設定し、実際のプレイ時間を確認できる
オンラインとソーシャル機能EAアカウントの種類「お子様用アカウント」ではオンラインプレイやソーシャル機能が使えない
ゲーム機全体各ゲーム機の保護者向け機能PlayStationのファミリー管理やNintendo みまもり Switch などで、遊ぶ時間や支出を管理できる

設定の項目や画面は更新されることがあります。実際に設定するときは、EAとお使いのゲーム機の公式ページで最新の内容をご確認ください。

設定だけでは防ぎきれない部分をどうするか

ここまでの対策は、いわば入口を絞る作業です。ただ、友達と遊ぶ場面や、学年が上がって自分で設定を変えられるようになった後までは管理できません。最後に効くのは、嫌なことがあったときに子どもが親に話せる関係です。

ここについて、精神科医の尾林誉史氏のコメントが参考になります。

精神科医・尾林誉史氏のコメント
もちろん、利用時間や睡眠への影響には配慮が必要です。しかし、頭ごなしに制限したり注意するのではなく、子どもが何にワクワクしているのかを、一緒に理解しようとする姿勢も大切です。

ボイスチャットで嫌なことを言われたとき、「だからそんなゲームはやめなさい」と返されると分かっている子は、次からは何も話さなくなります。トラブルの多くは、子どもが早めに相談してくれれば小さいうちに止められるものです。

ゲムトレ代表の小幡和輝は、約10年の不登校を経験し、当時は毎日10時間以上、合計3万時間以上ゲームをしていました。ゲームは友達とのコミュニケーションツールであり、大会に出て結果を残すことが自己肯定感につながっていったと振り返っています。だからゲムトレは、ゲームを遠ざけるのではなく、正しい関わり方を身につける方向を選んでいます。

ゲムトレについて

ゲムトレはビデオ電話でトレーナーと会話しながら、最大3人までのグループでトレーニングするオンラインスクールです。対象年齢は4歳から高校生まで。フォートナイト・マインクラフト・ロブロックスの3コースをご用意しています。上記以外のタイトルにも対応していますので、お気軽にご相談ください。

トレーナーは採用率10%以下の選考を通過したプロです。上達だけでなく、挨拶をする、暴言を吐かない、仲間を思いやるといったコミュニケーションを大切にしています。Apexの指導内容については「Apexコーチングは効果ある?上達しない人の共通点とダイヤの抜け方」でご案内しています。

よくある質問

Q. Apexのボイスチャットで知らない人と話すことはありますか?

あります。1人で始めると知らない人と自動でチームになり、チームの仲間とボイスチャットで話せます。特定のプレイヤーをミュートしたり、不適切なチャットを通報したりできるので、使い方を親子で確認しておくと安心です。

Q. Apexは課金しないと強くなれませんか?

いいえ。EAの公式FAQでは、プレイを有利にするアイテムは販売していないとされています。ただしApexパックはガチャ形式なので、EA appのファミリー機能などで毎月使える金額を決めておくことをおすすめします。

Q. 友達とアカウントを貸し借りしても大丈夫ですか?

いいえ。EAの行動規範では、家族であってもEAアカウントを誰とも共有できないとされています。ランク上げの代行も禁止されており、違反するとアカウントが停止される可能性があります。

まとめ

Apexで注意したいのは、知らない人とのボイスチャット、ガチャ形式の課金、代行やアカウント共有、ゲームの外でのつながりの4つです。どれも、ゲームの中身よりも人とお金とアカウントの扱いに関わる問題です。

まずはミュートと通報の使い方を親子で確認し、EA appのファミリー機能で毎月の金額と遊ぶ時間を決めるところから始めてみてください。そのうえで、困ったことがあったら話せる関係をつくっておくことが、いちばんの安全につながります。

※コメントは、ゲムトレが2026年に実施した小学生の人気ゲームタイトル調査に寄せられたものです。尾林誉史氏は精神科医・産業医・公認心理師で、VISION PARTNERメンタルクリニック四谷の院長を務めています。

ゲムトレの体験会は、マンツーマンでお子さんのレベルと性格に合わせて実施しています。ゲームとの関わり方に迷ったときも、お気軽にご相談ください。

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ゲムトレ編集部(監修:小幡和輝)

ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』公式編集部です。不登校の専門家として活動する代表の小幡和輝(数百回の講演活動やオンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに1500人以上の不登校生徒をサポート/株式会社明光みらい代表/内閣府地域活性化伝道師)監修のもと、全国大会出場経験者以上のプロのゲームトレーナーと共に情報を発信しています。 ゲームを通じて「脳を鍛える」「コミュニケーション能力を高める」独自の教育プログラムを提供し、不登校のお子さんの居場所作りや社会関与も支援しています。体験会は随時受付中です! 詳細はこちら→日本初、ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』 運用会社はこちら→株式会社ゲムトレ(東証グロース上場企業 株式会社カヤックのグループ会社です。)

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