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フォートナイトは何歳から?年齢制限の仕組みと親が決めておくこと

「子どもがフォートナイトをやりたいと言っているけれど、何歳からなら大丈夫なのだろう」——ご家庭でいちばん多い質問のひとつです。

結論からお伝えすると、フォートナイトの「何歳から」はひとつの数字では決まりません。年齢の線引きが3つの層に分かれていて、しかも多くのご家庭がつまずくのは、ソフトの対象年齢ではなく、アカウントの設定と、島ごとの年齢評価のほうです。

この記事では、フォートナイトの年齢に関する仕組みを公式情報にもとづいて3層に整理したうえで、始める前に家庭で決めておくと揉めないことを、ゲームのオンラインスクールを運営する立場から解説します。

フォートナイトの「何歳から」は3つの層に分かれている

まず全体像を押さえてください。年齢に関わる仕組みは、決める主体も確認場所も違います。

何を決めているか確認・設定する場所
① ソフトの対象年齢ゲーム全体のレーティング各プラットフォームのストアページ
② Epicアカウントの年齢ボイスチャットや購入が使えるかEpicアカウントの設定・ペアレンタルコントロール
③ 島ごとの年齢評価ゲーム内のどの島で遊べるかフォートナイト内の表示・ペアレンタルコントロール

「フォートナイトは何歳から?」と検索したときに出てくる数字は、たいてい①の話だけです。ですが実際に保護者の方が気にされているボイスチャットや課金は②で、遊ぶ内容そのものは③で決まります。

① ソフトの対象年齢はストアページで確認する

ゲームソフトの対象年齢は、Nintendo Switchなら「マイニンテンドーストア」、PlayStationなら「PlayStation Store」など、遊ぶプラットフォームのストアページに表示されています。ダウンロードする前に、そこを見るのが最も確実です。

この記事にあえて数字を書かないのは、レーティングが更新されることがあるためです。古い記事に書かれた数字を信じるより、いまストアページを開いて確認するほうが正確です。1分で終わります。

なお注意していただきたいのは、この対象年齢は「これ以下は禁止」という法律ではなく、内容の目安だという点です。判断するのはご家庭で、その材料になるのが次の②と③です。

② Epicアカウントの「機能限定アカウント」を理解する

ここがいちばん重要です。フォートナイトを遊ぶにはEpic Gamesのアカウントが必要ですが、年齢によって自動的に機能が制限される仕組みがあります。

Epic Gamesの公式FAQには、次のように書かれています。

Epic Games 公式「機能限定アカウントに関するFAQ」より
プレイヤーが、13歳または自国のデジタル同意年齢のいずれか高い方を下回っていることを表明した場合、そのアカウントは機能限定アカウントとなり、Epic製品の特定の機能にアクセスするための同意を得るために、親または保護者のメールアドレスの提供が求められます。

機能限定アカウントで使えなくなる主なものは次のとおりです。

制限される機能保護者にとっての意味
ボイスチャット・自由入力のテキストチャット知らない相手と会話できない状態から始まる
現実の通貨を用いたアイテムの購入勝手に課金されない
Epicが所有していないゲームのダウンロード別のゲームを勝手に入れられない
SNSや動画配信アプリとのアカウント連携外部サービスにつながらない
カスタムディスプレイネーム自動生成の名前が割り当てられる

つまり低年齢のうちは、いちばん心配な機能が最初からオフになっています。 そして保護者のメールアドレスで同意の手続きを済ませると、ペアレンタルコントロールでひとつずつ許可を出せるようになります。「全部許可するか、全部禁止するか」ではありません。

ここで焦って全部を許可してしまうと、後から戻しにくくなります。まずはボイスチャットを切ったまま始めて、慣れてきたらフレンドとだけ話せるようにする——という順番をおすすめしています。

③ 島ごとに年齢評価がついている

もうひとつ、比較的新しい仕組みがあります。フォートナイトは2023年11月から、ゲーム内の島(体験)それぞれに年齢評価を表示するようになりました。公式のお知らせにはこう書かれています。

フォートナイト公式「フォートナイトに島の年齢評価が実装!」(2023年11月16日)より
本日より、フォートナイトに公開されているの全ての体験(島)に、個別の年齢およびコンテンツの評価が表示されるようになります。
親または保護者の方は、Epicのペアレンタルコントロールで、ご家族の希望に応じたコンテンツの年齢評価の制限を設定できるようになります。

これが意味するのは、フォートナイトは「ひとつのゲーム」ではなく、無数の島の集まりだということです。バトルロイヤルもあれば、レースやゾンビサバイバル、他のプレイヤーが作ったゲームもあります。ですから「フォートナイトは何歳から」という問いは、厳密にはどの島で遊ぶかによって答えが変わります

保護者の方はペアレンタルコントロールで年齢評価のしきい値を決められます。しきい値を超える島でも、暗証番号を使って個別に解除することができます。また、お子さんがフォートナイト クリエイティブやUnreal Editor for Fortnite(UEFN)で自分の島を作る機能のオン・オフも切り替えられます

年齢より、家庭で先に決めておくと揉めないこと

年齢の数字を調べるより、始める前にこの3つを決めておくほうが、後のトラブルがはるかに減ります。

  1. ボイスチャットは誰と使うか 「使う・使わない」の二択ではなく、「学校の友達とだけ」のように相手で決めると運用しやすくなります
  2. 課金をどう扱うか 判断の軸は金額ではありません(後述)
  3. 時間のルールをどう決めるか 先に決めておかないと、必ず毎日交渉になります。決め方の手順は子どものゲーム時間、ルールの決め方で解説しています

課金について、ゲムトレでは金額の大小ではなく「その課金がゲーム内の強さに影響するか」を判断の軸にしています。フォートナイトのスキン(見た目)のように、対戦の公平性に影響しない課金は問題が少ない一方、実力とは別に強くなれてしまう課金は、練習して上達するという経験から遠ざかります。フォートナイトは前者が中心のゲームです。

そもそもフォートナイトがどういうゲームなのかを先に知っておきたい方は、フォートナイトってどんなゲーム?もあわせてご覧ください。

ゲムトレが実際に見ている年齢層

ゲムトレは日本初のゲームのオンラインスクールで、対象は4歳から高校生です。フォートナイトはマインクラフト・ロブロックスと並ぶコースの軸で、実際に多くの小学生が受講しています。

年齢の数字だけを見て判断が難しいときに、私たちがお伝えしているのは「何歳か」よりも「誰と、どう遊ぶか」のほうが影響が大きいということです。同じ年齢の子でも、一人で知らない相手と延々と遊ぶ場合と、決まった相手と目的を持って遊ぶ場合とでは、まったく違う体験になります。

ゲムトレのトレーニングは、ビデオ電話でトレーナーと会話をしながら、最大3人までの少人数グループで行います。トレーナーは全国大会・世界大会の経験者クラスから、採用率10%以下の審査を通った人だけです。そして指導で最も重視しているのは、ゲームの上達そのものより、挨拶をすること、味方に暴言を吐かないこと、負けたときにどう振る舞うかです。

子どもの遊びと発達について、精神科医の尾林誉史氏はゲムトレの調査レポートに次のようなコメントを寄せています。

精神科医・産業医・公認心理師 尾林誉史氏(VISION PARTNERメンタルクリニック四谷 院長)のコメント
仲間と協力する遊びからは、社会性と感情のコントロールを学ぶことができるでしょう。
利用時間や睡眠への影響には配慮が必要ですが、頭ごなしに制限したり注意したりするのではなく、子どもが何にワクワクしているのかを一緒に理解しようとする姿勢も大切です。

ゲムトレ代表の小幡和輝は、約10年間の不登校を経験しています。当時は毎日10時間以上、合計3万時間以上をゲームに費やしていました。その時期にゲームが果たしていたのは暇つぶしではなく、友達とつながるためのコミュニケーションツールという役割でした。大会に出るうちに自己肯定感が戻り、そこから進路が開けていきました。禁止するかどうかだけで考えていたら、その経験は生まれていません。

もしお子さんがフォートナイトで目標を持って取り組みたいと言っているなら、eスポーツとしてのフォートナイト活用術もご覧ください。他のタイトルの年齢については、マインクラフトは何歳からロブロックスは何歳からでそれぞれ解説しています。

フォートナイトの年齢についてよくある質問

小学生がフォートナイトをやっても大丈夫ですか?

年齢だけで一律に判断するのは難しく、ご家庭の方針で決めていただく部分です。ただしEpicのアカウントには年齢に応じた制限があり、低年齢のうちはボイスチャットや購入が最初からオフになっています。まずはその状態で始めて、様子を見ながら保護者が個別に許可を出していく進め方が安全です。

ボイスチャットは止められますか?

止められます。13歳または自国のデジタル同意年齢のいずれか高い方を下回るアカウントでは、ボイスチャットと自由入力のテキストチャットが最初から使えません。保護者が同意の手続きを済ませた後も、ペアレンタルコントロールで機能ごとに許可するかどうかを選べます。

勝手に課金される心配はありませんか?

機能限定アカウントでは、現実の通貨を用いたアイテムの購入ができません。購入を可能にするには保護者がアカウント設定を完了する必要があります。課金を許可する場合は、金額の上限より先に「見た目だけの課金か、強さに影響する課金か」を家庭の基準として決めておくことをおすすめします。

島ごとの年齢評価はどう使えばいいですか?

Epicのペアレンタルコントロールで、遊べる島の年齢評価にしきい値を設定できます。しきい値を超える島は暗証番号がないと入れません。お子さんが自分で島を作る機能(クリエイティブやUEFN)のオン・オフも切り替えられます。

まとめ

フォートナイトの「何歳から」は、ソフトの対象年齢・Epicアカウントの年齢・島ごとの年齢評価という3つの層でできています。数字をひとつ調べて終わりにするのではなく、アカウントの設定でどこまで許可するかを決めることが、実質的な「何歳から」の答えになります。

そして年齢以上に効くのは、誰とどう遊ぶかです。決まった相手と、目的を持って遊ぶ時間があるかどうかで、同じゲームでも体験がまったく変わります。

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ゲムトレ編集部(監修:小幡和輝)

ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』公式編集部です。不登校の専門家として活動する代表の小幡和輝(数百回の講演活動やオンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに1500人以上の不登校生徒をサポート/株式会社明光みらい代表/内閣府地域活性化伝道師)監修のもと、全国大会出場経験者以上のプロのゲームトレーナーと共に情報を発信しています。 ゲームを通じて「脳を鍛える」「コミュニケーション能力を高める」独自の教育プログラムを提供し、不登校のお子さんの居場所作りや社会関与も支援しています。体験会は随時受付中です! 詳細はこちら→日本初、ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』 運用会社はこちら→株式会社ゲムトレ(東証グロース上場企業 株式会社カヤックのグループ会社です。)

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