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ロブロックスのゲームの作り方|AIを使って親子で作る4ステップ【小学生〜中学生】

「ロブロックスで、自分のゲームを作ってみたい!」

ロブロックスが大好きなお子さんから、ある日こう言われて戸惑っている保護者の方は多いのではないでしょうか。作れるらしいことは知っていても、何を用意して、どこから始めればいいのかは見当がつきにくいと思います。

結論からお伝えすると、ロブロックスのゲームはパソコン用の無料ツール「Roblox Studio」で作ります。 そして今は、AIに日本語で「こんなゲームにしたい」と伝えるだけで、Roblox Studioの中に遊べるゲームを組み立ててもらえるようになりました。プログラミングの経験がない親子でも、最初の1本を作るところまでなら届く時代です。

この記事では、ロブロックスのゲームの作り方を、必要なもの・AIを使った4つのステップ・親子の役割分担・始める前に保護者が確認しておきたいことの順に、ゲームのオンラインスクールを運営する立場から解説します。ロブロックスそのものの仕組みや安全設定は別の記事で扱っているので、ここでは「作る」ことに絞ってお伝えします。

ロブロックスのゲームは「Roblox Studio」で作る

ロブロックスで遊べる作品は、運営会社ではなく世界中のユーザーが作ったものです。その制作に使われているのが、Roblox社が公式に配布しているRoblox Studioというツールです。

無料で使えるが、パソコンが必要

Roblox Studioは無料のアプリケーションで、WindowsとMacで利用できます(Roblox公式「Studioのセットアップ」)。ロブロックスで遊ぶだけならスマホやタブレット、ゲーム機でもできますが、作る側に回るにはパソコンが必要です。

項目最小推奨
OSWindows 10 / macOS 10.14Windows 11 / macOS 14以降
メモリ3GB8GB
画面の解像度1600×900以上

※2026年10月時点のRoblox公式の記載です。要件は変わることがあるので、最新の情報は公式ページでご確認ください。

ログインには、ふだん遊んでいるRobloxのアカウントを使います。アカウントの年齢設定については「ロブロックスは何歳から?年齢制限と、2026年の年齢別アカウント・始めどき」で詳しく解説しています。

これまでの壁は「プログラミング」だった

Roblox Studioでは、地形や建物を置くだけなら直感的に操作できます。ただ、「コインを拾ったら数が増える」「ゴールに触れたらクリア」といったゲームの仕掛けを動かすには、Luau(ルアウ)というプログラミング言語でスクリプトを書く必要がありました。

日本語の情報も多いとは言えず、「Studioを開いてみたけれど、何から触ればいいか分からないまま終わった」というのが、これまでよくあるつまずき方でした。

AIを使うと、ロブロックスのゲーム作りはどう変わる?

この壁を大きく下げたのがAIです。Roblox社自身もAIによる制作支援に力を入れていて、公式の「RobloxのAI」では、次のような機能が紹介されています。

  • アシスタント:Roblox Studioの中で会話しながら、コードを書いて実行したり、3Dの物を作ったり、テストプレイをしたりできる
  • Studio MCPサーバー:Studioの外にあるAIツールを、開いているStudioにつないで操作させる仕組み

つまり、「スクリプトを自分で書く」から「どんなゲームにしたいかを言葉で伝える」へと、作り方の中心が変わってきています。

これまでの作り方AIを使った作り方
最初にやることStudioの操作とスクリプトを覚えるどんなゲームにしたいかを考える
仕掛けの作り方Luauでスクリプトを書く日本語で伝えて、AIに書いてもらう
つまずきやすい所エラーの読み方、英語の情報AIとStudioをつなぐ最初の設定
上達のしかた書いたコードを直していく遊んで「ここを直したい」を言葉にしていく

ただし、AIに一度伝えれば完璧なゲームができるわけではありません。思った通りに動かないことも、ジャンプが高すぎることもあります。遊んでみて、直したいところを伝え直す。このくり返しが、AI時代のゲームづくりそのものだと考えてください。

スマホのアプリでAIを使ってミニゲームを作る方法は「AIでゲームを作る方法|スマホだけで作れる制作手順を初心者向けに解説」で紹介しています。この記事は、それをロブロックスで、親子でやる場合の話です。

親子で作るなら「子どもが考えて、親が操作する」

AIを使ったロブロックスのゲーム作りで、私たちがいちばんおすすめしたいのは、子どもが考えて、保護者がAIを操作するという役割分担です。

理由は2つあります。1つは、ゲーム作りに使えるAIサービスの多くが、おとな向けに作られていることです。アカウントの契約やログイン、AIへの送信は保護者が担当するほうが安心です。もう1つは、AIとRoblox Studioをつなぐ最初の設定が、子どもひとりでは難しいことです。

担当やること
子どもテーマ、集めるもの、隠し場所、ゲームの名前などを考える。遊んで「ここを直したい」を見つける
おうちの人子どもの言葉をAIに入力する「そうさ係」、決めたことを残す「メモ係」、そして「応援係」。教える係ではありません
AI入力を受けて、Roblox Studioの中にゲームを組み立てる
Roblox Studio遊べるゲームができあがる場所

保護者がプログラミングに詳しい必要はありません。大事なのは、子どもが考えた言葉を、なるべくそのままAIに渡すことです。「鏡の間に隠された鍵」のように、子どもの言葉がそのままゲームの中に現れると、子どもは「自分が作った」という実感を強く持てます。

ゲムトレ代表の小幡和輝は、約10年の不登校を経験し、その間ほぼ毎日ゲームをして過ごしていました。ゲームは友達とつながるためのコミュニケーションの道具であり、大会に出て結果を認められる経験が、少しずつ自信になっていったと振り返っています。自分で作ったものを、家族や友達に遊んでもらえる経験も、それと同じように子どもの自信につながるはずです。

精神科医の尾林誉史氏も、ゲムトレの調査に寄せたコメントで、作ることや一緒に遊ぶことの意味を次のように述べています。

精神科医・産業医・公認心理師 尾林誉史氏(VISION PARTNERメンタルクリニック四谷 院長)のコメント
学童期の子どもにとって、自分で何かを作り上げる体験からは、創造力が育まれ、喜びや達成感を得ることができるでしょう。
『一緒に作る・分かち合う』タイプの遊びは、勝敗に左右されにくく、一体感や安心感が醸成される効用もあります。

出典:【小学生ゲーム調査レポート】Roblox(ロブロックス)が人気急上昇!

AIでロブロックスのゲームを作る4つのステップ

ここからは、親子でAIを使ってロブロックスのゲームを作る流れを、4つのステップで紹介します。

ステップ1:作りたいゲームのジャンルを決める

最初から何でも作れるようにすると、かえって手が止まります。まずはロブロックスで人気のジャンルから1つ選ぶのがおすすめです。ジャンルが決まると、子どもが考えることもはっきりします。

ロブロックスで人気の4つのゲームジャンル(宝探し・アスレチック・建物を建てる・クリックで集める)
ジャンルどんなゲーム?子どもが考えること(例)
Find(探して集める)マップの中に隠されたものを探して集めるテーマ、集めるもの、特別な隠し場所。例:迷路でできた世界で、鏡の間に隠された鍵を探す
Obby(アスレチック)足場を跳び移ってゴールを目指す足場にするもの、さわるとアウトなもの。例:深海で貝の足場をジャンプ。ウニにさわったらアウト
Tycoon(タイクーン)コインをためて建物を少しずつ建てていく建てたい建物、中に入れたいもの。例:パリでコインをためて、美術館を建てていく
Simulator(シミュレーター)クリックでコインを集め、次のエリアを開けていく最初のエリア、クリックするもの、奥のエリア。例:森で木をクリック→雪山→黄金の城

ステップ2:子どもの言葉を、AIに入力する

ジャンルが決まったら、子どもがテーマや集めるもの、ゲームの名前を考えます。保護者はそれを紙やシートに書きとめ、AIに伝えます。

このとき、子どもの言葉を大人の言葉に「翻訳」しすぎないのがコツです。「かっこいい城」を「中世ヨーロッパ風の石造りの城」に言い換えると、AIの出来は良くなるかもしれませんが、子どもにとっては「自分の言葉」ではなくなってしまいます。

ステップ3:できたゲームを、親子で遊んでみる

AIがゲームを組み立てたら、さっそく親子で遊んでみましょう。ここが一番楽しい時間です。「あれ?コインが取れない」「もっと高いところに隠したい」といった気づきが、自然に出てきます。

保護者はここで、上手か下手かを評価する必要はありません。「どこが気に入った?」「次はどうしたい?」と聞くだけで十分です。

ステップ4:直したいことを1つ選んで、また入力する

遊んで見つかった「直したいこと」は、一度に全部ではなく、1つずつAIに伝えるのがコツです。まとめて頼むと、どこが直ってどこが直っていないのかが分かりにくくなります。

1つ直ったら、また遊んで、次を選ぶ。そしてステップ2に戻ります。このくり返しの中で、子どもは「どうすれば思った通りになるか」を言葉にする練習を、遊びながら重ねていきます。直した内容を記録しておくと、あとで「こんなに変わったね」と振り返れます。

進行シートの画面。テーマや集めるものなどを黄色い欄に書くと、Claudeへの入力文ができあがる

始める前に保護者が確認しておきたいこと

親子でAIを使ってゲームを作り始める前に、次の点を確認しておくと安心です。

  1. パソコンを用意する Roblox Studioが動くWindowsかMacが必要です。スマホやタブレットだけでは作れません
  2. AIのアカウントは保護者名義にする AIサービスの多くはおとな向けです。契約・ログイン・送信は保護者が担当しましょう
  3. 時間を決めておく 作るのが楽しくなると、つい長くなります。家庭のルールの決め方は「子どものゲーム時間、ルールの決め方は?」も参考にしてください
  4. 公開する前に親子でルールを確認する 作ったゲームは世界中に公開できます。公開する前に、Roblox公式の「ゲームと場所を作成して公開する」と「コンテンツの成熟度とコンプライアンス」を一緒に読んでおきましょう

ロブロックスで遊ぶうえでの安全面の設定は「ロブロックス(Roblox)の危険性は?小学生のトラブルと親ができる4つの対策」で詳しく解説しています。

親子で始めるなら「ロブロックス×AIゲーム開発キット」

「流れは分かったけれど、AIとRoblox Studioをつなぐところから自分でやるのは不安」というご家庭のために、ゲムトレでは面白法人カヤックと共同でロブロックス×AIゲーム開発キットをご用意しています。この記事で紹介した「子どもが考えて、保護者が操作する」作り方を、そのままおうちで始められるキットです。対象は小学生〜中学生です。

キットに含まれるものは次の4つです。

  1. 進め方マニュアル 4つのジャンルそれぞれの進行シート、おうちの人向けガイド、「直した記録」シート
  2. Claude Code用のスキル AI「Claude」の開発ツールに読み込むだけで、4ジャンルのゲームづくりを手伝えるようになる指示書一式
  3. 60分のオンラインセットアップ いちばんつまずきやすい、Claude CodeとRoblox Studioをつなぐ設定まで、画面を見ながら一緒に行います
  4. Discordコミュニティ 親子で参加して、作ったゲームやノウハウを共有。新しいゲームの作り方とスキルの最新版も定期的に届きます

スキルを設計したのは、カヤックで実際にロブロックスのゲームを開発しているクリエイター、安東靖央です。住友商事「Omochi Studio」との協業をはじめ、数多くのRobloxタイトルに関わってきた知見が、4つのジャンルの作り方に詰まっています。作れるゲームの種類は、コミュニティでのリクエストも受けながら増やしていく予定です。

ご利用には、Roblox Studioが動くパソコンと、保護者名義のClaude Pro(有料)の契約が別途必要です。Claudeはおとな向けのサービスのため、キットはすべて「子どもが考えて、保護者が操作する」前提で作られています。料金とキャンペーンの最新情報は、キットのページでご確認ください。

なお、キットはセットアップ後はおうちで進めていただくものです。トレーナーと一緒に、遊び・作りながら学びたいお子さんには、ビデオ通話でトレーナーとつながる「ロブロックスコース」もあります。

よくある質問

Q. スマホやタブレットでロブロックスのゲームは作れますか?

Roblox Studioは、WindowsとMacで利用できるパソコン用のツールです。ロブロックスで遊ぶだけならスマホやタブレットでもできますが、ゲームを作るにはパソコンが必要です。

Q. プログラミングの経験がなくても、ロブロックスのゲームは作れますか?

AIを使えば、日本語で「こんなゲームにしたい」と伝えて、スクリプトをAIに書いてもらうことができます。コードを書いた経験がない親子でも、遊んで直すことをくり返しながら、最初の1本を作るところまでは十分に目指せます。

Q. 子どもだけでAIを使ってゲームを作らせても大丈夫ですか?

ゲーム作りに使えるAIサービスの多くはおとな向けです。アカウントの契約やログイン、AIへの入力は保護者が担当し、子どもは「どんなゲームにしたいか」を考えることに集中する、という役割分担をおすすめします。

Q. 作ったゲームは公開できますか?

Roblox Studioで作ったゲームは、ロブロックス上に公開できます。公開する前に、Roblox公式の「ゲームと場所を作成して公開する」と「コンテンツの成熟度とコンプライアンス」を親子で確認しておきましょう。

まとめ

ロブロックスのゲームは、パソコン用の無料ツール「Roblox Studio」で作ります。これまではプログラミングが大きな壁でしたが、今はAIに日本語で伝えることで、遊べるゲームを組み立ててもらえるようになりました。

親子で取り組むなら、子どもが考えて、保護者がAIを操作するという分担がおすすめです。ジャンルを1つ決め、子どもの言葉をそのままAIに渡し、遊んで、直したいことを1つずつ伝える。このくり返しが、ロブロックスのゲーム作りの基本になります。

「作りたい」と言われたときは、ぜひ「どんなゲームにしたいの?」と聞いてみてください。その答えが、最初のゲームの設計図になります。

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ゲムトレ編集部(監修:小幡和輝)

ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』公式編集部です。不登校の専門家として活動する代表の小幡和輝(数百回の講演活動やオンラインフリースクール『クラスジャパン小中学園』の代表として、これまでに1500人以上の不登校生徒をサポート/株式会社明光みらい代表/内閣府地域活性化伝道師)監修のもと、全国大会出場経験者以上のプロのゲームトレーナーと共に情報を発信しています。 ゲームを通じて「脳を鍛える」「コミュニケーション能力を高める」独自の教育プログラムを提供し、不登校のお子さんの居場所作りや社会関与も支援しています。体験会は随時受付中です! 詳細はこちら→日本初、ゲームのオンラインスクール『ゲムトレ』 運用会社はこちら→株式会社ゲムトレ(東証グロース上場企業 株式会社カヤックのグループ会社です。)

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