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「世界レベルの客観性」が、ゲームを最高の教育に変える。 小幡和輝×ゲムトレが提案する、不登校とゲームの学び

小幡和輝 × ゲムトレ:不登校の時間を「人生の資産」へ転換する学び

「今日も朝から晩までゲームばかり……この子の将来はどうなるんだろう」

部屋から聞こえてくるキーボードの音や、ボイスチャットの話し声。学校へ行けない日々の中で、画面に没頭するわが子の背中を見て、不安を感じない親はいません。多くのメディアでは「ゲーム依存」の文字が踊り、ついゲームを取り上げたくなる衝動に駆られることもあるでしょう。

しかし、不登校を経験し、ゲームを「生きる力」に変えてきた小幡和輝の視点は、全く異なります。彼にとって、ゲームは失われた自己肯定感を取り戻すための「最後の砦(居場所)」でした。

その「居場所」は同時に「学びの場」にもなり得ます。それが、全国大会レベルのトレーナーのみが在籍する「ゲムトレ」が培ってきたゲームで「基準」を学習する姿勢です。

「世界レベルの客観性」が、ゲームを最高の教育に変える。 小幡和輝×ゲムトレが提案する、不登校とゲームの学び

目次

「ただの遊び」と「ゲームによる学び」の境界線はどこにあるのか?

これまで、ゲームを巡る議論は「依存か、健全か」という、親の主観や感情に委ねられてきました。しかし、「客観的な上手さ」という基準があることで、ゲームをしている時間は学びの時間に変えられます。

不登校の経験者でもあるゲムトレ創業者の小幡和輝が著した「我が子が賢く育つゲーム力」の「正しいゲームとの付き合い方」(p.108)の章で、指摘しているのは、良い時間の判断基準が2つあるということです。

  • 競技としての探求: ルールを守り、昨日より上手くなるために己を律する「自律心」。
  • コミュニケーションの核: 他者と連携し、敬意を持って目的を果たす「社会性」。

これらが揃ったとき、ゲームはもはや現実逃避ではなく、世界基準の「トレーニング」に近づきます。この姿勢での「上手くなりたい」努力は、プロスポーツや研究として学問に打ち込む姿勢と同じものになります。

この記事では、この判断基準に基づいて、「そのゲームの時間は、本当に良い時間なのか?」を見極めるための明確な指針をご提案します。

小幡和輝の著書『我が子が賢く育つゲーム力』

(教育形you教育系YouTuberの先駆けとして活躍されているヨビノリたくみさんとの対談も、「我が子が賢く育つゲーム力」の巻末に収録しています。)

これは「良いゲーム時間なのかな?」と疑問に感じられた方はぜひ、ゲムトレの保護者の方向けの無料相談会やゲームトレーニング体験会にご参加ください。

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第1章:なぜ不登校の子はゲームに没頭するのか?

――「逃避」ではなく「生存戦略」。ゲームが埋める心の空白。

不登校という状況にある子どもにとって、日常生活は「否定」との戦いです。「学校に行けない」「みんなと同じことができない」という事実は、子どもたちの自己肯定感を下げてしまいます。そんな彼らにとって、ゲームは、単なる遊び場以上の意味を持ちます。

1. 学校で失った「承認欲求」を、ゲームの報酬系が満たしてくれる

学校という場所では、評価の軸が「テストの点数」や「集団行動」に偏りがちです。そこで挫折を味わった子どもにとって、ゲームは「最も公平で、努力が即座に報われる世界」です。

小幡和輝
  • 小幡的視点からのまとめ: ゲームの世界では、レベルが上がれば強くなり、勝てばランクが上がります。この『やればできる』という手応えは、自信を喪失した子どもにとって唯一の栄養源です。例えば、遊戯王の大会で強かった経験は、自信を得るだけでなく社会を学ぶことにつながりました。僕はカードゲームのルールに相当詳しかったし、毎回の大会に必ず参加をしていたので、運営側として大会に関わるようにもなっていました。受付やトーナメントの組み合わせの作成をしたり、勝敗を管理したり、司会進行をしたりなど、いま思えば、その後、18歳で起業するという時に恐怖心なく動けたのはこの時の経験があったからだと思います。そして、ビジネスにおいて、年齢は関係なくて能力があれば仕事が与えられるということも学びました。ぜひ、まずはお子様がゲームを頑張っていることを認めることから始めてみて欲しいです。

2. 「何もしていない時間」という罪悪感からの救済

不登校の子どもたちの多くは、「自分は社会のレールから外れて、何も生み出していない」という猛烈な罪悪感に苛まれています。

  • 心の防衛本能: 何もせずに天井を見上げている時間は、自分を責める思考を増幅させます。しかし、ゲームに没頭している間だけは、その苦痛な思考を停止させ、「自分は今、攻略という目的のために動いている」という実感を持つことができます。ゲームは、彼らを絶望から守るための防衛手段でもあるのです。

3. プロトレーナーの視点:その没頭力は「試行錯誤する力」の現れ

多くの大人は、子どもが10時間ゲームを続ける姿を「怠惰」と見なします。しかし、世界を知るプロトレーナーの目には、全く別の景色が見えています。

  • 「もっと上手くなりたい」という純粋な向上心: プロの現場では、一つの作業に何時間も集中し、試行錯誤を繰り返せることを能力と考えます。 「『ただ遊んでいる』のと『上手くなりたいと思って没頭している』のは似て非なるものです。負けて悔しくて、どうすれば勝てるかを考えながらゲームを続ける力。それは、将来どんな分野に進んだとしても必要とされる『圧倒的な集中力』に繋がります。」
小幡和輝

小幡的視点: 大切なのは、ゲームを使って社会との接点をうまく作っていけるようにすること。ゲーム依存からの昼夜逆転などの問題も言われていますが、ゲムトレがお手伝いしている明光フリースクールでは朝の時間にゲームをするプログラムにしています。ゲムトレでは楽しいことがあるから朝起きる、というサイクルを推奨しているのです。そして、そこにプロの視点による適切なアドバイスがあれば、ゲームは「依存」から「自己研鑽」へと一気に進化していきます。試行錯誤しながら自分の成長を実感し、難しい目標を実際にクリアする、客観的な基準をクリアすることが、自己肯定感を高めることに繋がるのです。

朝からゲーム

第2章:世界基準の「ものさし」が、子どもの自律心を呼び覚ます

――「やりなさい」と言わなくても、自ら自分を律する理由

多くの家庭で繰り返される「もうやめなさい」「あと10分だけ!」という不毛な押し問答。これは、ルールの根拠が親の「主観」や「感情」にあるために起こります。しかし、そこにプロの「客観的な基準」が存在すると、この構造は変わります。

1. 「主観的な小言」から「客観的なフィードバック」への転換

親が言う「やりすぎ」は、子どもには理屈のない命令に聞こえます。しかし、世界を知るトレーナーが示す基準は、上達のための「データ」や「基準」として受け入れられます。

  • 親の言葉: 「目が悪くなるからやめなさい」「生活リズムが乱れてるわよ」
  • プロの基準: 「世界大会レベルで勝つには、0.1秒の反応速度を維持しなければならない。睡眠不足で集中力が落ちていると、練習効率が悪いから、今日はここで切り上げて寝よう」

このとき、子どもは「怒られた結果」行動を変えるのではなく、「上達のために、今、寝るという選択が必要だ」と、自律して自分の行動を変えています。

2. 「プロとしての誇り」がマナーを劇的に改善させる

「暴言を吐かない」「ルールを守る」といったマナーも、道徳として教えるのではなく、「勝つための必須スキル」として定義します。

  • 感情のコントロールは技術である: 世界大会の舞台では、一瞬の苛立ちが致命的なミスに繋がります。プロトレーナーは「怒るのは実力が足りない証拠だ。本当に強い選手は、冷静に次の策を練る」と教えます。
  • 「認められたい」から「相応しくありたい」へ: 世界レベルの師匠から「君はプロの才能がある」と認められた子どもは、その言葉に相応しい人間であろうとします。「プロなら、ここで投げ出さない」「プロなら、相手に敬意を払う」。このスポーツマンシップの尊重こそが、自律心の源泉です。

3. PDCAサイクル:負けを「成長の糧」に変える力

独学でのゲームは、負けると「運が悪かった」「相手がズルい」と感情で片付けがちです。ゲムトレでは、負けを「客観的な課題」に分解します。

  • 言語化のトレーニング: 「なぜ負けたのかを、数字や配置で説明みよう」。この問いかけにより、子どもは感情を脇に置き、論理的に状況を分析するようになります。
    1. Plan(計画): 次の試合ではこの技を当てる。
    2. Do(実行): 実際にプレイする。
    3. Check(評価): プロの基準でリプレイを確認する。
    4. Action(改善): 操作設定や判断基準を修正する。

このサイクルを回す習慣は、ゲームの世界を飛び出し、学習や将来の仕事においても「自分で自分を育てる力」として一生使えるスキルになります。

小幡和輝

小幡的視点からのまとめ: 自律心とは、誰かに強制されるものではなく、「目的のために自分をコントロールしたい」という感情から生まれます。世界基準という「本物のものさし」に触れることで、子どもたちは初めて、自分が努力して達成したことで成果が出ることの面白さに気づけるのです。

ゲームで学ぶPDCAサイクル

第3章:【専門家分析】ゲームを通じて身につく「社会で役立つ5つのスキル」

――「遊び」が「最強のキャリアトレーニング」に変わる瞬間

世界レベルの競技シーンでは、反射神経以上に「思考の質」が勝敗を分けます。ゲムトレの指導を通じて磨かれる能力は、実は現代のビジネスシーンで最も求められている「非認知能力」そのものです。

1. 論理的思考力とPDCAサイクル:ビジネスの基本を「体得」する

プロレベルのゲームにおいて「なんとなく」のプレイは通用しません。

  • スキルの正体: 負けた際に「敵の配置がこうだったから、この戦術はミスだった」と課題を抽出し、次の対戦で修正案を試す。この一連の流れは、コンサルタントやエンジニアが行う「仮説・検証プロセス」そのものです。
  • プロの視点: 感情で動かず、データに基づいて次の行動を決める。この思考習慣が身についた子どもは、学業においても「効率的な学習法」を自ら編み出せるようになります。

2. 高度なコミュニケーション能力:勝つための「言葉の選択」

ゲーム内のボイスチャットは、単なる雑談の場ではありません。

  • スキルの正体: 緊迫した1秒の中で、「北東、300方向、敵1人、シールド割れた」と、正確・簡潔・具体的に情報を伝える力です。また、落ち込んでいる味方を励まし、チームの士気を高める役割分担も学びます。
  • プロの視点: ゲムトレでは、自分勝手な発言(暴言や責任転嫁)は上達を妨げる最大の要因と教えます。目的達成のために他者と協力する「チームビルディング」の実践の場なのです。
ゲームトレーナーミーティング風景

3. 情報収集・処理能力:膨大なデータから「最適解」を導く

現代のゲームは頻繁にアップデートされ、昨日の常識が今日通用しなくなる世界です。

  • スキルの正体: 海外の最新情報を収集し、膨大なパッチノート(更新記録)を読み解き、今の流行(メタ)を分析する。この「情報の取捨選択」と「活用能力」は、情報化社会を生き抜くリテラシーそのものです。
  • プロの視点: 誰かに教わるのを待つのではなく、自ら勝ち筋をリサーチする「自律的な調査力」が磨かれます。

4. グリット(やり抜く力):困難という壁を「楽しむ」姿勢

「あと少しで目標のランクに届くのに、連敗してしまった」。この絶望感をどう乗り越えるかが問われます。

  • スキルの正体: 失敗を「終わり」と捉えず、「成長の過程」と捉えて継続する力です。
  • プロの視点: プロのトレーナーは、壁にぶつかった時こそ「ここが成長のチャンスだ」とマインドセットを切り替えさせます。このレジリエンス(精神的回復力)は、変化の激しい時代を生き抜く一生の宝になります。

5. 実践的ITリテラシー:デジタルネイティブとしての「武器」

PCの設定、通信環境の最適化、配信機材の扱い、SNSでのコミュニティ運営。

  • スキルの正体: 好きで突き詰めた結果、いつの間にか身についている高度なITスキルです。
  • プロの視点: ゲムトレでプロから学ぶ過程で、ハードウェアからソフトウェアに至るまで、大人が驚くような知識が自然と蓄積されます。これは将来、どの職種に就いても強力なアドバンテージとなります。
小幡和輝

小幡的視点からのまとめ: 「学校に行っていないから、この子は何も学んでいない」というのは、大人たちの思い込みに過ぎません。全国大会レベルのトレーナーという適切なガイドがいれば、ゲームは、社会で最も必要とされる『生きたビジネススキル』を学ぶ教室に変わると考えています。例えばですが、ぼくはカードゲームを通じて経済を学んだ、と思っています。ゲームは経営感覚を磨く現場にもなっているのです。

第4章:不登校から「プロ」や「キャリア」へ。ゲームを入り口に社会を拓く

――「好きなこと」を「稼ぐ力」に変えるためのロードマップ

「ゲームが上手くても、食べていけるのは一握りのプロだけでしょ?」 そんな疑問を抱く親御さんは少なくありません。しかし、全国大会を経験したトレーナーの視点で見れば、eスポーツ市場の広がりは「プロ選手」という枠を遥かに超えています。大切なのは、ゲームをきっかけに「社会の仕組み」に触れることです。

1. 広がるeスポーツ市場と多様なキャリア

現在、eスポーツは巨大な産業へと成長しています。そこで求められるのは、単にボタンを速く押せる人ではなく、「ゲームの構造を理解し、価値を生み出せる人」です。

  • プレイヤー以外の選択肢: コーチ、アナリスト(分析官)、実況・解説、イベント運営、動画編集、SNSマーケター、ゲーム実況者など。またゲームを通して、「プログラミング的思考」を身につけることも重要な成果です。
  • ゲムトレの役割: 世界レベルの指導を受けることで、子どもたちは「教える技術」や「魅せる技術」を間近で学びます。これは将来、指導者やクリエイターを目指す際の強力なバックボーンとなります。またゲームを作ることも今ではどんどん容易になっています。フォートナイトの中でマップをつくる、ロブロックスでゲームを作りリリースするなどを実際に、ゲムトレの生徒が行っています。ご興味がある方は、ゲムトレpersonalへお問い合わせください。

2. 「遊び」を「トレーニング」に変えるプロの視点

独学でのゲームは、どんなに長時間プレイしても「趣味」の域を出ないことがあります。しかし、プロが関わることで、その時間が例えば具体的なゲームランクを「職務経歴書に書ける体験」に変わります。上位数%しか達成していないゲームの上手さをどのように達成したのか、例えばですがゲムトレの親会社である「面白法人カヤック」ではゲームの上手さで内定を出す「いちゲー採用」を行っています。また大学進学において、ゲーム大会での戦歴を記載できる出願条件をとっているところも増えてきました。

  • 言語化と客観性: ゲムトレのトレーナーは、感覚的なプレイを論理的に説明できるよう働きかけます。「なぜその判断をしたのか?」を説明できる力は、就職活動における自己PRや、ビジネスでのプレゼンテーション能力そのものです。
  • プロ意識の醸成: 「時間を守る」「期待に応える成果を出す」「体調を管理する」といったプロとしての当たり前を学ぶことで、不登校というブランクを感じさせない職業人としての基礎が身につきます。
面白法人カヤックのいちゲー採用

3. ゲームで遊ぶだけ、から「社会」と繋がるステップ

不登校の子どもにとって、いきなり外の社会(学校や職場)に出るハードルは非常に高いものです。しかし、ゲームを介せば、その一歩は軽やかになり得ます。

  • スモールステップでの社会参加:
    1. オンラインチームへの加入: 共通の目的を持つ仲間との交流。
    2. コミュニティ大会への出場: 練習の成果を試す「公の場」への挑戦。
    3. プロとのセッション: 憧れの存在(トレーナー)から、社会のルールや基準を学ぶ。
小幡和輝

小幡的視点からのまとめ 「ゲームを通じて得た仲間や、大会で勝ったという事実は、彼らにとっての『成功体験』です。ゲームで社会と繋がることができたという自信は、やがて自分の足で外の世界へ踏み出すためのエネルギーになります。」

泉佐野市のeスポーツキャンプ支援の様子

4. 「客観的な上手さ」がキャリアの証明になる

ゲムトレで磨かれた「世界基準のスキル」は、単なる自己申告ではありません。 「〇〇というゲームで、世界レベルのコーチから指導を受け、上位〇%のランクに到達した。その過程でこれだけの分析と改善を行った」 この事実は、「高い目標を設定し、困難を乗り越えて成果を出せる人間である」という、何よりの証明になります。

小幡和輝

小幡的視点からのまとめ: 目的地は必ずしも「プロゲーマー」である必要はありません。ゲームを入り口にして、分析、協力、IT、そして「やり抜く力」を身につけること。不登校という期間を「創造力と問題解決能力を磨く期間」へ繋げることができるのです。

第5章:親子で決める「ゲームとの向き合い方」3つのルール

――対立を終わらせ、子どもの才能を共に育む「新しい契約」

「ゲームをめぐる親子喧嘩」は、多くの家庭でエネルギーを消耗させる原因となっています。しかし、ルールの目的を「制限」から「成長の支援」に変えることで、ゲーム時間は親子の信頼関係を深める架け橋になります。世界レベルの視点を持つゲムトレが推奨する、3つのルールを提案します。

1. 「時間制限」より「目的設定」を共有する

「1日〇時間まで」という一律の制限は、往々にして逆効果です。ゲームの試合時間やチームの状況を無視した強制終了は、子どものストレスを最大化させ、反抗心を煽るだけです。

  • 新しいルール: 時間ではなく、「今日、そのゲームで何を達成するか」という目的をベースに会話をします。
  • 実践のポイント: 「今日はランクを1つ上げるまで」「この技の成功率を8割にするまで」といった、子ども自身が納得できる目標を立てさせます。目標を達成するために必要な休息や学習時間を、子どもが自ら逆算してスケジュールを組むよう促すことで、自己管理能力が磨かれます。例えばですが、ロードマップを作成することも良いかもしれません。
FPS上達ロードマップ

2. 親のゲームへの理解によって子供の意識は変わる

親がゲームを「敵」と見なしている限り、子どもは親に心を開きません。不登校の子どもにとって、ゲームを否定されることは、自分の居場所そのものを否定されることと同じだからです。

  • 新しいルール: 子供が頑張っているものだと認めた上で、他にやるべきことが疎かになっていれば、注意をする。
  • 実践のポイント: 「テスト前だから」「成績が下がっているから」など明確にやるべきことができていない場合は、その部分を注意する関わり方としていく。例えばですが、普段は子供と一緒にゲームをするくらいゲーム大好きなお父さんが子供のテスト前の期間、「自分もこの期間はゲームを封印して、資格の勉強を頑張る」と自分自身も勉強に集中したエピソードがありました。あんなにゲームが大好きなお父さんが、勉強しているのであればと自分も頑張ろうとするモチベーションに繋がり勉強時間も増えたそうです。

3. 第三者(プロ)の「客観的な評価」を共通言語にする

親子の間でルールを決めようとすると、どうしても感情がぶつかり合います。ここで最も効果的なのが、世界大会レベルを知るプロトレーナーという「第三者の視点」を家庭に入れることです。

  • 新しいルール: 親が教えるのではなく、プロの指導に基づいた「客観的な事実」を尊重します。
  • 実践のポイント: ゲムトレのトレーナーから「〇〇くんのこの判断は大会基準と比較して素晴らしい」と言われれば、親は心から褒めることができ、子どもは誇りを持てます。逆に、マナーや生活習慣についても「プロとして相応しくない」というトレーナーのアドバイスなら、子どもは素直に聞き入れます。しかし、それで過剰になりすぎるのも良くはありません。前項のように、やるべきこととのバランスで対話する関係性を作ることが望ましいと考えています。
eスポーツゲーム大会

結論:ゲームの時間は、未来への「助走」

不登校という時間は、決して停滞ではありません。

ゲームを「生きる力」に変えてきた小幡和輝の視点からは、ゲームは「居場所としての安心感」があり、そこに「世界基準の客観的に判断できる成長」が加われば、ゲームの時間は未来への助走の時間に変わります。

「ただの遊び」を「一生戦うことができるスキルを磨く時間」に変えることができるかどうか。それは、私たち大人が、彼らの情熱をどう定義し、社会との繋がりを作り、誰と共に支えるかにかかっています。

胸を張って、こう伝えてあげてください。

「君が本気で向き合っているその時間は、必ず君の未来を助けてくれるよ」と。

今回の記事のまとめ

従来のゲームについての考え方と本記事でお伝えしたご提案を整理しました。

視点従来の考え方(不安)本記事の提案(希望)
位置づけ現実逃避・時間の浪費自己肯定感の回復・自己研鑽
評価基準親の主観(やりすぎ)プロの客観(世界基準の技術)
身につく力依存・孤立PDCA・論理的思考・社会性
将来就職に不利・無価値キャリアの選択肢・ITスキル

さて、親御さんにとって、子どもが遊んでいるゲームが「ただの遊び」に見えるのか「将来に繋がる訓練」に見えるのかは、そのゲームの「競技としての深さ」を知ることでも大きく変わります。ゲームはとかく何をしているのかがわかりにくく、解説が必要な、「マイナースポーツ」のレベルだと考えています。

まだまだ多くの方に魅力を知っていただきメジャースポーツになる前の段階です。

そこで、全国大会レベルのトレーナーが考える、主要タイトル別の「身につく専門スキル」の例をまとめてみました。

🎮 ゲームタイトル別:プロが教える「身につくスキル」とすごさ

1. 『APEX Legends』『VALORANT』(チーム対戦型シューティング)

これらは現代のeスポーツの象徴であり、「極限状態でのリーダーシップと意思決定」を学ぶ最高の教材です。

  • プロの視点: 0.1秒の判断ミスがチームの全滅を招く世界です。プロは「ただ撃つ」のではなく、「味方の配置、敵の残弾数、地形の有利不利」を瞬時に計算しています。
  • 身につくスキル:
    • 高度な情報伝達: 短く的確に情報を共有する「コール」の技術(ビジネスの報告・連絡・相談の究極形)。
    • 状況判断力: 刻々と変わる戦況の中で、瞬時に最適解を選ぶ力。
  • ゲームの特徴: 時速300kmで走りながらチェスをしているような感覚です。この集中力は並の学習では身につきません。

2. 『Fortnite(フォートナイト)』(建築×シューティング)

「撃つ」だけでなく「作る」要素があるため、「空間認識能力と創造的課題解決」が問われます。

  • プロの視点: 攻撃された瞬間に身を守る壁を作る「建築」は、空間把握能力が必要です。プロは指先が覚えるまで何万回と反復練習を積み重ねます。
  • 身につくスキル:
    • マルチタスク能力: 建築・編集・射撃という異なる作業を同時に並行する脳の活用。
    • クリティカルシンキング: 相手の裏をかくための独自の戦略構築。
  • ゲームの特徴: デジタルな空間で、瞬時に設計図を引き、家を建てながら戦うようなものです。建築学や工学に近い脳の使い方をしています。実際にフォートナイトが強い人で建築科の大学生をしている方もいます。

3. 『League of Legends』(対戦型戦略シミュレーション)

「自分一人だけが強くても勝てない」という「組織論とリソース管理」を学ぶ場です。

  • プロの視点: 試合時間は10〜30分。その中で「今、自分たちはどこを攻めるべきか」というマクロな戦略が勝敗を分けます。世界レベルのトレーナーは、この「盤面を支配する理論」を教えます。
  • 身につくスキル:
    • 長期的展望: 目先の利益ではなく、試合終了時点での勝利を逆算する力。
    • 役割の完遂: 自分がエースになるのか、サポートに徹するのかという「組織内での役割理解」。
  • ゲームの特徴: 会社経営やプロジェクトマネジメントと同じです。限られた資源をどこに投入するか、常に全体最適を考える力が問われます。

4. 『ストリートファイター6』(対戦格闘)

1対1の究極の心理戦であり、「自己管理能力とデータ分析」の極致です。

  • プロの視点: 1秒間に60フレームという世界で、相手の癖を読み、自分の感情をコントロールします。「負けは100%自分の責任」という厳しい世界が、強い自律心を育てます。
  • 身につくスキル:
    • データ分析: 技の発生速度(フレーム数)を数値で理解し、対策を立てる論理的思考。
    • メンタルコントロール: プレッシャーの中でも冷静さを失わない精神力。
  • ゲームの特徴: 『動きながら計算し続ける戦い』で、高い精神の修行でもあります。自分の弱さと向き合い、数値に基づいて改善を繰り返す姿勢は、研究者や専門職の立ち位置と同じです。

全国大会レベルのトレーナーからの遊びとゲームの学びの違い

項目一般的な遊び(独学)ゲムトレ(プロの指導)
練習方法好きな時に好きなだけ遊ぶ課題を明確にし、反復練習を行う
負けた時「運が悪かった」「相手が強い」「なぜ負けたか」をフレーム単位で分析する
会話の内容雑談や感情的な発言勝つための論理的な情報共有(報連相)
上達の速さ成長が止まり、飽きやすい常に新しい目標が見つかり、成長し続ける

これまでの記事を読んで、今は「良いゲーム時間を過ごせているのかな?」と疑問に感じられた方はぜひ、ゲムトレの保護者の方向けの無料相談会やゲームトレーニング体験会にご参加ください。

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